VIPO(ヴィーポ)は、国内の番組製作会社や放送事業者、金融関係者などを対象に、無料セミナー「放送業界のためのコンテンツファイナンス最前線~アニメ・映画・海外事例に見る資金調達の多様化~」を2026年7月10日に開催する。
本セミナーは、総務省事業「実写コンテンツの資金調達多様化に関する調査」の一環として実施されるものだ。ドラマ、バラエティなどの実写コンテンツ製作において、金融機関等からの出資・融資を受け入れやすい環境整備を目指す。
開催方式は、VIPO会議室での会場参加とZoomによるオンライン参加を組み合わせたハイブリッド形式である。参加費は無料。申込締切は2026年7月6日17時までとなっている。
実写コンテンツ製作に求められる「資金調達の多様化」
日本の映像産業では、シリーズドラマをはじめとする実写コンテンツを海外市場へ展開するうえで、制作費の確保やリスク分散が重要な課題となっている。特に、海外の外部資金を活用した製作や、海外の放送・配信事業者との国際共同制作、金融事業者等からの出資など、制作費の資金調達の多様化が求められている。
今回のセミナーでは、アニメや映画分野で進む「コンテンツ投資ファンド」の活用方法に加え、海外の投資会社の事例も紹介する。実写コンテンツの製作現場において、外部資金の活用や制作費の資金調達の多様化をどのように進めるかが主なテーマとなる。
VIPOは本事業において、総務省が進める「実写コンテンツの資金調達多様化に関する調査」の運営事務局を務めている。同調査は、海外市場を視野に入れた製作や、中小規模を含む多様な事業者によるIP創出を促進するため、制作費調達の多様化に向けた有効な手法を検証するものだ。
アニメ、映画、海外コンテンツビジネスの専門家が登壇
セミナー第1部では、アニメ、映画、海外事例の3領域から講師が登壇する。
アニメ事例では、株式会社クエストリーCEOの伊部智信氏が登壇する。伊部氏はゴールドマン・サックスの証券部門で勤務した後、2022年にクエストリーを設立した。「日本のエンタメ・コンテンツを金融の力で世界一に。」を掲げ、アニメ、映画、IPに特化したファンド組成やプロジェクト・ファイナンス、コーポレート・ファイナンスなどに取り組んでいる。
映画事例では、フィリップ証券株式会社代表取締役社長の永堀真氏が登壇する。永堀氏は野村證券、モルガン・スタンレーMUFG証券などを経て、2021年7月より現職。個人営業、ウェルスマネジメント、オンライン証券、法人営業、投資銀行部門を持つ総合証券会社を率いている。
海外事例では、韓国のグローバルコンテンツ投資会社BLINTNの創業者兼CEOであるPeter Y. Choe氏が登壇する。BLINTNは世界最大級のB2Bコンテンツデータベースを基盤に、80カ国以上、1,600社を超えるメディア・エンターテインメント企業にサービスを提供している。Choe氏は、コンテンツの資金調達、国際共同製作、クロスボーダー・メディア投資戦略の専門家であり、講演には日本語通訳が付く。
第2部では、会場参加者限定でネットワーキングが実施される。番組製作会社、放送事業者、金融関係者などが直接交流できる機会となる。
開催概要 会場・オンライン各50名程度を募集
「放送業界のためのコンテンツファイナンス最前線~アニメ・映画・海外事例に見る資金調達の多様化~」の開催概要は以下の通りである。
開催日時:2026年7月10日(金)13:00~15:00
開催方式:ハイブリッド開催
会場:VIPO会議室(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2F)
オンライン:Zoom
プログラム:第1部:13:00~14:30
アニメ事例:伊部智信氏(株式会社クエストリー CEO)
映画事例:永堀真氏(フィリップ証券株式会社 代表取締役社長)
海外事例:Peter Y. Choe氏(BLINTN[韓国]創業者兼CEO)※日本語通訳あり
第2部:14:30~15:00
4. ネットワーキング ※会場のみ
対象者:ドラマ、バラエティなどの実写コンテンツ製作に携わる関係者、金融関係者など
募集人数:会場50名、オンラインそれぞれ50名程度
いずれも定員に達し次第、締め切りとなる。
参加費:無料
申込締切:2026年7月6日(月)17:00まで
申込:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScisQ9TGn9EircBnCuPKpjKXWVntghqHRZONARdF10qSfGggQ/viewform

