特定非営利活動法人映像産業振興機構は2026年8月3日、米国の名門映像教育機関「AFI(American Film Institute)Conservatory」への留学を希望する日本国籍保持者を対象とした推薦事業について、2027年秋学期の志願予定者の募集を開始したと発表した。応募締切は2026年9月24日(木)。
本事業は、将来の映像産業を担うプロフェッショナルの発掘と育成を目指すとともに、日本の映画企画や若手クリエーターが世界へ進出する仕組みを構築することを目的としている。
米国有数の映像教育機関「AFI」とは
AFIは、映像教育においてリーダーシップを発揮する米国の国家的機関であり、映画、テレビ、デジタル・メディアといった芸術分野でその存在価値と卓越性が高く評価されている。
その中核を担うのが、世界的に著名な教育機関であるAFI Conservatoryだ。AFIは、世界的に有名な教育機関であるAFI Conservatoryにおいて次世代の映像制作者を育成している。また、「AFIカタログ/アメリカ長編映画作品集(AFI Catalog of American Feature Films)」を通じて、アメリカの映画文化遺産の継承活動なども行っている。
実務プロによる指導、MFA取得に向けた6学科
AFI Conservatoryは、将来の映像作家の才能を育てるべく、制作実践・現場主義を基本方針に掲げている。指導にあたるのは、映画やテレビの世界で活躍してきた実務プロフェッショナルで構成された講師陣だ。
MFA(Masters of Fine Arts)の取得に向けては、以下の6学科が設けられている。
撮影監督(Cinematography)
監督(Directing)
編集(Editing)
プロデュース(Producing)
美術(Production Design)
脚本(Screenwriting)
入学条件や出願方法などの詳細は、AFI Conservatoryの公式サイト(英語/https://conservatory.afi.com/ )を参照されたい。
なお、AFI Conservatoryへの入学が正式に決定した場合、AFI Conservatoryの判断により「TATSUMI YODA奨学金制度(The Tom Yoda Scholarship Award)」などの奨学金が給付される可能性がある。
応募資格・応募方法と選考の流れ
応募資格は、AFI Conservatoryが運営する上記6学科のいずれかに2027年秋学期での志願を予定している日本国籍保持者。
応募にあたっては、以下の5点を電子データ(PDFフォーマット)で送付する必要がある。
履歴書(様式任意):AFI Conservatoryの応募要項「INTERNATIONAL APPLICANTS」に記載された英語力の条件を満たしているか、もしくは出願までに達成する準備があるかを必ず記載する。
職務経歴書(様式任意)
自己PR(様式任意):志望学科および志望理由も含めて記載する。
ポートフォリオ(様式任意):AFI Conservatoryへ提出予定の自身の作品などを提出する。
誓約書:VIPOの公式サイトからダウンロードできる「AFI誓約書」(PDF)を使用する。
送付は、メール添付、ファイル送受信サービス、ファイル共有ツールのいずれかで行う。提出書類は、誓約書の署名を除きタイプしたものを提出することとされている。
選考は、書類審査による面接参加者の選定、面接、推薦学生の決定という流れで進む。決定後は、推薦人が作成した推薦状がVIPOを通じてAFI Conservatoryへ送付される。
VIPOは注意事項として、選考結果はメールで通知し、その理由については回答できないとしている。また、応募書類の作成費用や送信費用は選考結果にかかわらず応募者の負担となる。また、AFI Conservatoryへの出願は志願者本人が行う必要があり、本事業は入学や奨学金給付を確約するものではない点にも留意が必要だ。
【関連リンク】
募集詳細(VIPO公式サイト):https://www.vipo.or.jp/news/66255/
AFI Conservatory 公式ウェブサイト(英語):https://conservatory.afi.com/

