TBSホールディングスは、2027年3月期第1四半期(2026年4月~6月)の連結決算を発表した。
売上高は前年同期比4.8%増の1,054億1,900万円、営業利益は同43.0%減の46億2,200万円、経常利益は同19.0%減の128億1,000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同18.2%減の144億9,000万円。連結売上高は第1四半期として過去最高を更新したものの、利益面では減益での着地となり、「増収減益」の四半期となった。
売上を押し上げたのは、有料配信収入の伸長やイベント興行などの事業収入の増加、そしてグループ会社THE SEVENの大型作品納品やWACULの連結取込だ。一方で、利益を大きく削ったのは、広告主の慎重な出稿姿勢によるテレビ広告収入の落ち込みだ。放送外の収益源が着実に育つ一方、主力の放送広告が世界経済の不透明感に晒されている。同社が進む構造転換の途上にある姿が、数字にくっきりと表れた格好だ。

