特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO)は、ジャパン・フィルムコミッション(JFC)との共催で、ロケ撮影にかかわる制作者を対象としたリスキリング講座「Film Nexus - PRO リスキリングプログラム」を2026年8月24日(月)に開講する。参加費は無料。
文化庁の補助金により独立行政法人日本芸術文化振興会に設置された「文化芸術活動基盤強化基金」(通称:クリエイター支援基金)を活用した、映画分野の人材育成プログラム「Film Nexus - PRO」の一環事業。
本講座は、今年3月に開催され好評を博した実践講座の追加開催として実施されるものだ。より多くの参加者に門戸を開くため、同一内容の講座を2回にわたって展開する予定であり、今回案内されているのはその第1回目にあたる。
プログラムは、地域・行政・フィルムコミッションと円滑に連携しながら撮影を持続可能な形で進めるために必要な考え方や知識を整理し、トラブルを未然に防ぎつつ撮影環境そのものを整えることを目的としている。
基礎から戦略まで、120分×2コマで学ぶ現場調整の実務
講座は1日完結型で、120分の講義を2コマ実施する構成となっている。
基礎講座では「ロケ撮影の構造と、現場で起きやすい課題を理解する」をテーマに、日本のロケ撮影が抱える構造的な特徴や、トラブルが発生しやすい背景、フィルムコミッションおよび行政が担う役割について整理する。
続く実践講座では「地域との信頼を築くための現場調整術」として、地域・行政とのコミュニケーションの考え方、よくあるトラブル事例とその予防策、調整・説明に必要な実務のポイントを扱う。
さらに戦略講座では「地域と共に撮影環境を育てるための視点」を掲げ、地域とのWin-Winの関係構築、撮影後の対応や成果共有の重要性、そして持続可能なロケ撮影環境の実現に向けた展望を提示する。
対象となるのは、制作部、ロケーションマネージャー、ラインプロデューサーなどであり、特に撮影現場で地域住民やフィルムコミッションと関わる立場の担当者が想定されている。
グローバル人材育成プロジェクト「Film Nexus」特設サイトも公開
VIPOは今回の講座開講に合わせ、日本の映像産業を世界基準へと進化させるためのグローバル人材育成プロジェクト「Film Nexus(フィルムネクサス)」の特設サイトを開設・公開した。同サイトでは、本事業に関する募集情報や最新ニュース、実施レポートなどが発信されている。特設サイトのURLは「https://film-nexus.jp/」。
開催概要
第1回講座は2026年8月24日(月)に開催され、時間は10:00~12:00および12:45~14:45(昼休憩12:00~12:45)となる。第2回は2026年12月(第4週)に開催が予定されている。
会場は、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)ホールR(中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)。募集人数は30名程度で、対面形式による実施である。
応募締切は2026年8月17日(月)で、参加の可否については2026年8月19日(水)までに連絡される。申し込みは、下記のGoogleフォームから受け付けている。
応募フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc5OFePTb3pwe0b39fPVRuAATi23iO5KYsBmx9RU8EJqnCKIQ/viewform
主催は特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)、実施はジャパン・フィルムコミッション(JFC)が担う。

