Netflixが、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、オスカー候補と目されるスペイン語作品『La Bola Negra』に、同社史上最長の劇場公開ウィンドウを与えることを決めた。公開日程も前倒しし、10月16日の米国劇場公開から12月2日の配信開始まで、47日間の独占期間を設ける。
「マリッジ・ストーリー」の記録を更新
ハビエル・カルボとハビエル・アンブロッシの監督コンビ「ロス・ハビス」によるクィア・エピック『La Bola Negra』は、もともと11月6日の劇場公開、12月4日の配信開始が予定されていた。これを10月16日の劇場公開、12月2日の配信開始へと繰り上げたことで、劇場での公開期間は47日間となった。Netflixが扱う作品に設定した劇場公開ウィンドウとしては過去最長だ。
これまでの記録は、2019年のノア・バームバック監督『マリッジ・ストーリー』の30日間。同年にはマーティン・スコセッシ監督『アイリッシュマン』が27日間、2018年にはアルフォンソ・キュアロン監督『ROMA/ローマ』が配信前におよそ3週間の劇場公開を経ている。今回の47日間は、こうした過去の実績をいずれも上回る。

