アニメ業界向け自動更新ポートフォリオ「Anilink」プレ公開。25,000作品以上・890万件以上のクレジットを収録

合同会社バフガカリは、アニメ作品のクレジットを作品名・人名から検索できるサービス「Anilink」を2026年8月10日にプレ公開した。25,000作品以上、890万件以上のクレジットを収録し、アニメ業界関係者向けに、自動更新されるプロフィールページを提供する。

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アニメ業界向け自動更新ポートフォリオ「Anilink」プレ公開。25,000作品以上・890万件以上のクレジットを収録
アニメ業界向け自動更新ポートフォリオ「Anilink」プレ公開。25,000作品以上・890万件以上のクレジットを収録

合同会社バフガカリは、アニメ作品のクレジットを作品名・人名から検索できるサービス「Anilink(アニリンク)」を2026年8月10日にプレ公開した。一般公開に先立ち、アニメ業界関係者であれば利用できる。

Anilinkは、スタッフロールに記録されたクレジット情報をもとに、アニメ制作に参加したクリエイターやスタッフごとのページを自動生成するサービス。プレ公開時点で、25,000作品以上、人物35万以上、クレジット890万以上を登録している。

放送に合わせてページが自動更新される仕組みを備え、アニメ業界における実績管理やポートフォリオ活用を支援する。

作品名・人名からアニメクレジットを検索

Anilinkは、自社開発技術を用いて、配信中の映像やインターネット上の公開情報などを組み合わせ、100年以上にわたるアニメ作品のクレジットや放映日などを登録している。

プレ公開時点の登録規模は、作品数25,000以上、話数26万以上、クレジット890万以上、人物35万以上、スタジオ6,600以上である。作品数には、メインクレジットのみを収録しているものも含まれる。

また、アルゴリズムによる名寄せ機能を備え、同姓同名の人物を識別する。名寄せの根拠についても、各クリエイターのページで公開するとしている。

アニメ作品では、放送後にスタッフロールを確認することが難しい場合がある。また、スタッフ個人がファンサイトや外部データベースの情報を継続的に編集するには手間がかかる。Anilinkは、こうした課題に対し、作品への参加実績を継続的に記録する仕組みだ。

本人登録でプロフィール編集が可能。仕事相談の受付状況も掲載

アニメ業界関係者は、Anilinkで本人登録を完了すると、自身のページを編集できるようになる。本人登録は、運営による確認または紹介によって行われる。

登録者は、氏名のふりがなや英語表記、自己紹介、経歴、携わりたいポジション、仕事相談の受付状況などを掲載できる。仕事相談については、作品・月単位の業務と単発業務それぞれについて、受付可否や着手可能時期を設定できる。

これにより、単なるクレジット検索にとどまらず、制作会社やプロデューサー、監督、制作進行などが、スタッフの過去実績と、仕事相談の受付状況や着手可能時期を確認しやすくなる。

掲載情報については、表記誤りの訂正申請、個別参加作品の非表示、ページ全体の非表示にも対応する。掲載の考え方や訂正・非表示の手順は、掲載ポリシーに記載されている。

なお、アニメ業界で働き始めたばかりでクレジットに名前が出ていない人や、Anilinkが参加作品をまだ収録できていない人も、「業界登録」によって閲覧のみの利用が可能である。

発案は美術監督・西村美香氏。今後はアートワーク掲載にも対応へ

Anilinkは、アニメの実績は本来、それをつくった本人が管理できるものであるべきだという考えから生まれた。発案者は、20年以上にわたり背景美術としてアニメ業界で活動してきた美術監督の西村美香氏である。開発・運営は合同会社バフガカリが担う。

西村氏は、アニメ制作は多くの人の技術や経験の積み重ねで成り立つ一方、一人ひとりの仕事や歩みは作品の裏側に埋もれやすいと述べている。西村氏は、過去の実績が次の仕事や新たな出会いにつながる機会が十分ではないとして、作品と作り手、人と人をつなぐ場所をつくりたいという思いからAnilinkを立ち上げたという。

合同会社バフガカリ代表社員の小笠原寛明氏は、アニメ業界で制作をシステム化・効率化する取り組みを見聞きしてきたとしたうえで、スタジオを超えた仕組みづくりに関われることを嬉しく思うとコメントしている。同社は、掲載内容を本人が修正できること、必要とする人に開かれたサービスであることを重視し、長期的に運営していく方針である。

今後は、権利者の許諾を得たうえで、原画や背景美術などの制作物を本人ページに掲載できるアートワーク機能を提供する予定である。あわせて、参加作品の放送・配信通知、クレジットに載らない仕事を本人が追加登録できる機能も順次提供する。

サービス名は「Anilink(アニリンク)」、URLは「https://anilink.jp」。提供開始日は2026年8月10日で、閲覧・検索は無料。一部機能は有料プランで提供される。

《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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