講談社・TBSらAIスタートアップPreferred Networksに出資 東映アニメーションは合弁会社設立も視野

Preferred Networksが50億円の資金を調達し、講談社、TBS、東映アニメが出資。生成AI技術とエンタメ産業の連携が進む。

テクノロジー AI
東映アニメーション、株式会社Preferred Networks の第三者割当増資の引受け
東映アニメーション、株式会社Preferred Networks の第三者割当増資の引受け

【お詫びと訂正】記事公開時、編集部の誤認により、見出し及び本文内で誤った企業名を掲載しておりました。不正確な情報を発信したことを関係各位に深くお詫びし、該当部分を訂正いたします。

AI開発を手がける株式会社Preferred Networks(以下、PFN)は2025年4月30日、昨年末に実施した資金調達ラウンドのエクステンションとして、総額50億円の資金調達を実施したと発表した。調達手段は、第三者割当増資および金融機関からの融資によるもので、今回のラウンドをもって累計調達額は240億円に達した。

今回のラウンドでは、日本を代表するエンターテインメント企業である講談社、TBS、東映アニメーションが新たに出資者として名を連ねた。出版、放送、アニメといった異なる分野を代表する大手各社がPFNに出資することとなり、生成AI技術とコンテンツ産業との本格的な連携が加速する可能性がある。



《杉本穂高》

関連タグ

杉本穂高

映画ライター 杉本穂高

映画ライター。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

編集部おすすめの記事