株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)は1月30日、グループ傘下のアニメ制作スタジオ6社による合同リクルート「KADOKAWAグループアニメスタジオ新卒採用2027」を、2026年2月より開始すると発表した。
2回目の開催となる今回は、採用予定人数を前回の47名から約1.3倍となる60名へと拡大する。深刻化するアニメ業界の人材不足に対し、グループのスケールメリットを活かした育成プログラムと制作環境の整備で対抗し、持続可能な制作体制の構築を目指す。
採用枠を前年比増の60名へ、市場拡大と供給のギャップ埋める狙い
日本のアニメ産業は国内外で市場拡大が続き、企画数や規模が増大する一方、制作現場では慢性的なクリエイター不足が課題となっている。KADOKAWAは年間約60本のアニメ作品(少額出資含む)を製作しており、基本戦略「グローバル・メディアミックス with Technology」においても、アニメ事業は中核と言える存在だ。
こうした背景から、同社はグループ内の制作力強化を急務としており、2025年4月に新設した「スタジオ事業局」がグループを横断的に統括する体制を敷いている。今回の合同リクルートもその一環で、参加スタジオを束ねて一括で母集団形成を行うことで、優秀な人材の確保を狙う。昨年の第1回実施では47名の内定者を確保しており、今回はその規模をさらに拡大させる形だ。

