2025年10月29日から31日までの3日間、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催される東京国際映画祭(TIFF)併設のコンテンツマーケット「TIFFCOM 2025」。今年は例年以上にビジネスセミナーの数も、出展ブースやビジター登録の数も増加しているようだ。
アジア全体の映像産業が成長基調にある中、日本を代表するコンテンツマーケットであるTIFFCOMはどんな方向性を打ち出すのか、TIFFCOM運営事務局の池田香織氏、眞島杏子氏、長谷川敏行氏に、今年のTIFFCOMの傾向について話を聞いた。
出展・ビジターともに昨年よりも増加傾向
――今年のTIFFCOMの出展の申請状況はいかがですか。
池田:コンテンツ市場が活況なことを反映してか、海外からの参加が27社増、国内も12社増で昨年よりも多くの出展申し込みをいただいております。
――海外では特にどの地域からの出展が多いですか。
池田:日本・韓国・台湾が多いのは例年通りで、タイも大きなパビリオンを構える予定です。韓国はKOCCAとKOFICの2つのパビリオン、台湾は52社も出展があり、中国は国として大きなパビリオンを出展します。中国国家ラジオ・テレビ総局(ラテ総局)がオーガナイズする珍しい取組もあって、力が入っています。
――ビジター登録数はいかがですか。
池田:昨年よりも多いペースでお申し込みいただいています。今年は昨年を超える盛り上がりになるはずです。







