9月、釜山国際映画祭(BIFF)と併催されたアジアン・コンテンツ&フィルム・マーケット(ACFM)にて、日韓の第一線で活躍するプロデューサーが一堂に会するパネルディスカッション「Co-production & Global Funding – Korea-Japan Producer Talk」が開催された。グローバルOTTプラットフォームの台頭により映画産業が激変する中、国際共同製作の現状と課題、そして未来の可能性について、具体的な成功事例や直面した困難を交えながら活発な議論が繰り広げられた。本稿では、そのセッションの詳細をレポートする。
【登壇者】
モデレーター: チョン・ウンソン(順天郷大学 研究教授)
パネリスト:
ソン・デチャン(スタジオ・テイク CEO/プロデューサー、『ブローカー』)
スティーブン・ナム(クロス・ピクチャーズ EVP/プロデューサー、『スノーピアサー』、『ナックルガール』)
水野詠子(ローデッド・フィルムズ CEO/プロデューサー、『PLAN 75』『ルノワール』)
朱永菁(株式会社ロジ プロデューサー、『ディストラクション・ベイビーズ』、『ディア・ストレンジャー』)