
近年、映像業界では「国際共同製作」が大きな話題となっている。「国際共同製作」とは一国だけでなく、複数の国が出資をし、参加国のスタッフやキャスト、ロケ地などを活用し作品製作を行うことだ。グローバル動画配信サービスが主流になり、世界の多様なコンテンツが観られるようになった一方で、製作側も様々なコラボレーションの形を模索している。
ソフトパワーを強化することで、国際社会におけるプレゼンスの向上を図る台湾。そんな台湾の文化コンテンツ産業の支援を行っている行政機関が「TAICCA/タイカ」だ。Brancでは昨年に続き、TAICCAの蔡(ツァイ)董事長にインタビュー。この1年の台湾の映像業界の変化や、グローバルな共同製作の最新情報まで、たっぷりお話をうかがった。
韓国映像委員会(KFCIN)・韓国映画振興委員会(KOFIC)・ソウルフィルムコミッション(SFC)による資金援助の詳細と、『ドライブ・マイ・カー』を手掛けたプロデューサーのイ・ウンギョン氏と山本晃久氏による事例紹介が行われた。
各国が映像制作機会拡大のための優遇措置を導入。本記事ではオーストラリア、ドイツ、イギリスなどの具体的な施策をまとめている。
『孤狼の血』や『シン・仮面ライダー』などをプロデュースした紀伊宗之氏が、東映を退社して新会社「K2 Pictures」を設立。先日映画ファンド「K2P Film FundⅠ」の立ち上げが発表されたばかりだが、同社は今後どのような展開を目指しているのか。紀伊氏に話を聞いた。
映画『化け猫あんずちゃん』が7月19日(金)に公開される。本作は老舗アニメスタジオ・シンエイ動画と、『リンダはチキンがたべたい!』や『めくらやなぎと眠る女』などで高く評価されるフランスのMIYUプロダクションが共同で制作した。フランスと日本、異なるスタジオがどのようにコラボしたのか、プロデューサーに話を聞いた。
英語版・日本語版の制作が同時に行われたという、Netflixで配信中のアニメシリーズ「スコット・ピルグリム テイクス・オフ」。翻訳のミスから生まれたキャラクターも!?制作を務めたサイエンスSARUの崎田康平プロデューサーとアベル・ゴンゴラ監督に制作の裏側を聞いた。
🗣️Branc編集長のmarindaが、早稲田大学映画研究会で幹事長を務め、韓国仁荷(インハ)大学の映画サークルとともに初の日韓共同制作を実現した渡邉花奈さんとおはなし。