VIPOとKOFIC、日韓共同製作を本格支援へ プロデューサー交流事業を始動

VIPOとKOFICが日本と韓国の国際共同製作を促進するための新たな事業「日韓Producers Exchange@釜山&東京」を立ち上げた。

グローバル アジア
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、韓国映画振興委員会(KOFIC)と共同で、両国の国際共同製作を促進するための新たな事業「日韓Producers Exchange@釜山&東京」を立ち上げる。本事業は、釜山国際映画祭併設マーケット(ACFM)と東京国際映画祭併設マーケット(TIFFCOM)の期間中に開催され、両国の映画プロデューサーや監督のマッチングを強力に後押しするものだ。国際共同製作を目指す日本の制作者にとって、韓国との新たな連携を築く絶好の機会となりそうだ。

VIPOとKOFICは2006年に協力約定書を締結して以来、長年にわたり連携を続けてきた。今回の事業は、2024年の釜山国際映画祭での両者トップ会談を経て、より一層の連携強化を約束したことから実現した。日韓の映像産業における協力関係をさらに深化させる具体的な一歩として、業界の期待が集まっている。



《杉本穂高》

関連タグ

杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

編集部おすすめの記事