制作現場の熱量を、止めない。アニメ業界のDXは「分断の解消」から始まる──「freee 統合ワールド2026」注目セッション2選

「経営とバックオフィスをつなぐ祭典」が、いまアニメ業界に向き合う。

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制作現場の熱量を、止めない。アニメ業界のDXは「分断の解消」から始まる──「freee 統合ワールド2026」注目セッション2選
制作現場の熱量を、止めない。アニメ業界のDXは「分断の解消」から始まる──「freee 統合ワールド2026」注目セッション2選
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2026年6月16日(火)、新宿住友ビル三角広場・新宿住友ホールにて、フリー株式会社主催の年次最大イベント「freee 統合ワールド2026」が開催される。「経営とバックオフィスをつなぐ、年に一度の祭典」と銘打たれた本イベントは、経営者・バックオフィス担当者に向けて、AI活用の最前線、先進企業の事例、最新プロダクトのデモ体験までを一日に凝縮した、freeeのフラッグシップカンファレンスだ。

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今年はそのなかに、アニメ業界・映像制作業界の関係者が注目すべき2つのセッションがある。

ひとつは、世界に挑むオリジナル劇場アニメ『KILLTUBE(キルチューブ)』の制作現場から、これからの創作と組織のあり方を考えるトークセッション。もうひとつは、Autodesk「Flow Production Tracking(Flow PT)」とfreeeの連携によって、制作現場と経営をリアルタイムでつなぐ新たな制作基盤ツールのお披露目だ。

業界慣習という“見えない壁”と、工程管理・予実管理の煩雑さという、アニメ業界のDXを語るうえで避けて通れないこの2つのテーマに、freeeは現場の知見と統合プラットフォームの力で正面から向き合う。本記事ではその注目セッションの見どころを、紹介する。

【セッション①】映画「KILLTUBE」制作の裏側── これからの創作と組織のあり方を考える

日本政府は、2033年までにコンテンツ産業の海外売上を20兆円規模へと拡大する目標を掲げている。「エンタメ大国ニッポン」が国家戦略として動き出した今、現場に問われているのは、ヒット作を生み出す“感性”だけではない。“どうすれば良い作品が世界に届くのか”という構造そのものだ。

なぜ、これほどの才能と作品が生まれる国で、いまだそれらの才能が生み出す良質な作品が世界に届ききらないのか。

その背景には、企画・制作・発信といった機能が分断されたまま進行する業界の構造があると考え、その課題に文字どおり全身で挑んでいるのが、CHOCOLATE Inc. のCCO・栗林和明氏と、KASSEN Inc. のCEO・太田貴寛氏らによるオリジナル劇場アニメ『KILLTUBE(キルチューブ)』プロジェクトだ。

本作では、異なる役割や専門性を持つチームが横断的に交わり、従来の制作体制では成立しなかった数々の試みが進行している。

本セッションでは、この“越境”の現場をもとに、以下のテーマが具体的な制作プロセスとともに語られる。

  • 業界慣習の何を打ち破るべきなのか

  • なぜ、このプロジェクトメンバーなのか

  • 作品主人公の台詞「できない理由は一つもない」を、どこまで体現できるか

作品制作の裏側にある構造に踏み込みながら、これからの創作と組織のあり方を考えるスペシャルトークセッション。世界に挑む制作現場の熱量を肌で感じたい方、そして明日からの自社の組織運営に活かしたい業界関係者にとって、見逃せない内容になるはずだ。

【セッション情報】

【セッション情報】【太田貴寛 × 栗林和明】映画「KILLTUBE」制作の裏側── これからの創作と組織のあり方を考える

 

登壇者:
太田 貴寛 氏
株式会社KASSEN代表。VFXスーパーバイザー/ディレクターとして、CM、MV、映画、配信作品など幅広い映像制作を手がける。企画から仕上げまでを横断する統合的なワークフロー設計を得意とし、CGと実写を融合した高品質な映像表現で国内外のプロジェクトに参加。近年は制作プロダクション機能も拡張し、体制そのものの設計にも取り組んでいる。

 

栗林 和明 氏
CHOCOLATE Inc. CCO / プランナー。映像企画を中心として、空間演出、商品開発、統合コミュニケーション設計を担う。JAAAクリエイターオブザイヤー最年少メダリスト。カンヌライオンズ、スパイクスアジア、メディア芸術祭、ACCなど、国内外のアワードで、60以上の受賞。米誌Ad Age「40 under 40(世界で活躍する40歳以下の40人)」選出。

 

『KILLTUBE』について
『KILLTUBE』の舞台は、とある理由で現代まで江戸時代が続いている日本。身分制度が厳しい社会で、身分を唯一変える方法が「決闘配信」のみという閉ざされた環境で、最下層の3人組が大衆の嘲笑をはねのけ、頂点に挑むバトルエンターテインメント。3DCGをベースとしたアニメを想定しており、新進気鋭のVFXスタジオKASSENや、コンセプトアーティスト集団WACHAJACKらとともに取り組んでいる。

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※サブステージ/13:00~13:40のセッションをお選びください。

【セッション②】制作現場と経営がつながる──Autodesk「Flow PT」× freee が示す、業界の新しい制作基盤

アニメーション制作の現場では長年、工程管理と予実管理が大きな課題となってきた。

カット単位の進捗、スタッフの稼働、外注費・人件費といったコスト。その一つひとつが経営にリアルタイムで届かないことで、判断の遅れ、重複入力の負担、そして収益機会の損失が日々生まれ続けている。「現場は走り続けているのに、経営の手元には数字が間に合わない」──これは多くの制作・製作会社が抱える悩みだろう。

freeeは、スモールビジネスを支える統合型経営プラットフォームとして、この業界が抱える課題に本気で向き合うべく、「freee for 制作」プロジェクトを立ち上げた。制作の熱量を止めることなく、持続可能な経営を支える──そんな世界をfreeeは目指している。

本セッションでお披露目されるのは、映像制作業界のグローバルスタンダードであるAutodesk社の「Flow Production Tracking(Flow PT)」とfreeeの連携だ。現場での入力が、そのまま予実・会計データへと直結する。重複入力ゼロで、リアルタイムに収支を可視化できるツールだ。

このセッションでは、業界支援の最前線を、登壇者の二人がリアルなユースケースとともに語り尽くす。工程管理ツールと会計基盤の分断に課題を感じている制作・製作会社の経営層、管理部門、プロデューサーにとって、自社の業務フローを根本から見直すヒントが詰まったセッションになるだろう。

【セッション情報】

【freee for 制作】制作現場と経営がつながる── Autodesk「Flow PT」× freee ── 映像・アニメーション業界の制作基盤を、新しい時代へ

 

登壇者:
井上将人氏
株式会社ボーンデジタル ソフト事業部 テクニカルサポート 。IT系プログラマーを経て専門学校で3DCGを学び、CGプロダクションにてテクニカルチームでFlow Production Tracking(Flow PT)の運用サポートやツール開発等に携わる。2021年より株式会社ボーンデジタルに在籍。現在はテクニカルサポートとして、地元・仙台からフルリモートでFlow PTのサポート全般を担当している。

 

佐野誠氏
フリー株式会社 映像制作業界DX推進責任者。15年以上、映像制作業界のシステム導入を支援。
フリー入社後は、映像制作業界に特化した組織を作り、よりクリエイティブに集中できる環境がつくれるように各種連携サービス、経営プラットフォームの企画を行う。

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※スカイルーム/14:20~15:00のセッションをお選びください。

アニメ業界に必要なのはバックオフィスの進化

『KILLTUBE』が挑む“組織の分断”の越境と、Autodesk × freee が解く“現場と経営の分断”の解消。この2つのセッションは、別々のテーマに見えて、根底にあるメッセージは同じだ。

「現場の熱量を、構造で止めるな」

グローバルにアニメビジネスが広がり続けるなか、いま日本のアニメ業界・映像業界に必要なのは、感性と現場の制作力を支える経営とバックオフィスの進化だ。freeeが本気で向き合うその答えを、ぜひ会場で体感してほしい。

■ イベント概要

  • 名称:freee 統合ワールド 2026

  • 日時:2026年6月16日(火)11:00~18:30(開場10:00)

  • 会場:新宿住友ビル三角広場、新宿住友ホール(東京都新宿区西新宿2-6-1)

  • 参加費:無料(事前登録制)

  • 形式:オフライン/一部オンライン配信あり

  • 主催:フリー株式会社

  • 公式サイト:https://www.freee.co.jp/lp2/togo-world/

参加費は無料(事前登録制)、形式はオフライン中心で一部オンライン配信も予定されている。

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《Branc編集部》

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