韓国政府、映画産業の再興へ本腰。来年度予算を8割以上増額

韓国政府は、2026年度の映画産業関連予算として、本年度比80%以上増となる1490億ウォン(約1070万米ドル)を計上したと発表。投資の冷え込みと観客数の減少という負のスパイラルに陥った業界の生態系を回復させる狙いだ。

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韓国政府、映画産業の再興へ本腰。来年度予算を8割以上増額
Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images 韓国政府、映画産業の再興へ本腰。来年度予算を8割以上増額

韓国政府が、深刻な不振にあえぐ国内映画産業の再興に向け、大規模な予算措置に踏み切ることが明らかになった。文化体育観光部は2026年度の映画産業関連予算として、本年度比80%以上増となる1,490億ウォン(約1,070万米ドル)を計上したと発表した。投資の冷え込みと観客数の減少という負のスパイラルに陥った業界の生態系を回復させる狙いだ。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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