ロサンゼルスの映画・テレビ制作活動を許可する非営利団体FilmLAが2025年7月22日に発表したレポートによると、2025年第2四半期(4月~6月)のロケーション撮影は、全体で前年同期比6.2%減の5,394撮影日数(Shoot Days、以下SD)となった。長編映画やコマーシャル部門が落ち込む一方、テレビ部門は大幅な伸びを見せ、分野によって明暗が分かれる結果が明らかになった。
これらの数値の発表とほぼ同時期に、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏および州議会によるカリフォルニアの映画・テレビ税額控除プログラムの拡充が発表され、業界の復活に向けた大きな期待が寄せられている。