カンヌ国際映画祭のマーケット「Marché du Film」では、様々なカンファレンスが行われ、多くの企業・団体が参加している。その中には映画会社ではない企業の姿も見られる。
日本でマンガアプリ「GANMA!」を展開するコミスマ株式会社は、映像産業振興機構(VIPO)がインドネシアのJAFF MARKETと共催したマンガIPのピッチ企画に参加していた。
同社がピッチで披露したのは、たかせうみ氏の『カノジョになりたい君と僕(英題:I Wanna Be Your Girl)』だ。体は男性・心は女性の高校生アキラはセーラー服を着て登校することを決めるが、クラスの中で浮いた存在となってしまう。そんなアキラのために、幼馴染の女子高生ヒメは男子用の学ランを着て登校することを決意するというストーリーだ。
本作をカンヌで売り込みに来た狙いは何か、そしてコミスマの海外戦略について、同社の海外事業室 室長・坂本達夫氏に話を伺った。
