ドナルド・トランプ大統領が主導する米陸軍創設250周年記念パレードが、ハリウッドの小道具会社に予想外の恩恵をもたらしているとDeadlineが報じている。豪雨が予想されるワシントンD.C.での開催となる中、ロサンゼルス周辺の多くの業者に多額の連邦政府資金が流入し、苦境にあえぐ映像産業に一筋の光明が差し込んだという。
関係者によると、パレードの主催者は直前の1ヶ月間、ビンテージ銃器、ライフル、時代物のヘルメット、その他備品や衣装などをロサンゼルスの小道具会社から大量にレンタルしたという。陸軍記念行事は1年以上前から計画されていたが、トランプ大統領が1月に再任して以来、準備が本格化した。ハリウッドの業者の一人は「怒涛の4週間だった」と語っており、約6,000人の兵士や関係者に、現代および歴史的な衣装や武器を供給するための大量注文が殺到した模様だ。