Netflix 2026年第1四半期決算。売上16%増・営業利益18%増でガイダンス超え、WB買収断念の違約金28億ドルがEPSを押し上げ

Netflixの2026年第1四半期は売上高122.5億ドル(前年同期比16%増)、営業利益39.6億ドル(同18%増)と好調。ワーナー買収断念に伴う違約金28億ドルが計上され、EPSはコンセンサスを約60%上回る1.23ドルに跳ね上がった。創業者リード・ヘイスティングスの取締役退任も発表。

ビジネス 決算
Netflix 2026年第1四半期決算。売上16%増・営業利益18%増でガイダンス超え、WB買収断念の違約金28億ドルがEPSを押し上げ
Netflix 2026年第1四半期決算。売上16%増・営業利益18%増でガイダンス超え、WB買収断念の違約金28億ドルがEPSを押し上げ

Netflixは現地時間4月16日、2026年度第1四半期(1~3月:Q1)の決算を発表した。売上高122.5億ドル(前年同期比16%増)、営業利益39.6億ドル(同18%増)といずれもガイダンスを上回った。ワーナー・ブラザース(WB)買収断念に伴う違約金28億ドルの押し上げにより、EPSは1.23ドルとコンセンサスを大幅に超えている。

日本でのWBC独占配信は3,140万視聴者と過去最大を記録。広告事業は広告主4,000社超を擁し、通期30億ドル目標を堅持する。AI領域ではInterPositive買収を通じて映像制作ツールの内製化にも着手。また同日、共同創業者リード・ヘイスティングスが6月の株主総会での取締役退任を表明。一つの時代の区切りとなった。


会員数の伸長、価格改定、広告収入の拡大で売上・利益増

Q1売上高は122.5億ドル(為替中立ベースで14%増)。会員数の伸長、価格改定、広告収入の拡大が三本柱となった。営業利益率は32.3%で、前年同期の31.7%から改善している。

最大のサプライズはEPSだ。希薄化後1.23ドルはコンセンサスの0.77ドルを約60%上回ったが、主因はWB買収断念に伴う28億ドルの違約金が「利息およびその他収益」に計上されたことにある。FCFもQ1だけで50.9億ドルに達し、違約金の影響を織り込んで通期見通しは110億ドルから125億ドルへ引き上げられている。


《杉本穂高》

関連タグ

杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

編集部おすすめの記事