世界の主要映画興行会社・業界団体で構成されるGlobal Cinema Federation(GCF)は4月8日、年次のグローバル映画観客調査の結果を発表した。調査では、映画館体験に対する消費者の評価が依然として高く、2026年の劇場公開作品への期待も強いことが示された。一方で、劇場公開から家庭内視聴までの期間である「劇場公開ウィンドウ」の短縮が、映画館への来場頻度に一定の影響を与えているとも指摘された。
GCFは、世界の大手興行会社12社と主要な国際業界団体などで構成され、加盟企業・団体は世界興行収入の約70%を占める。今回の調査結果は、劇場興行ビジネスがオンデマンド配信や家庭内視聴の拡大と向き合う中で、映画館の価値、若年層の消費動向、劇場公開戦略の重要性を改めて示す内容となっている。
映画館体験への推奨意向は52%、73%が「ウェルビーイングに重要」と回答
調査によると、映画館での鑑賞体験を他者に強く勧めたいと回答した観客は52%に上った。さらに、映画館に行くことが自身のウェルビーイングにとって重要であると答えた割合は73%で、そのうち約3分の1は「非常に重要」と回答している。

