ディズニー2026年度第2四半期決算:ストリーミングの収益が改善。パークやクルーズ事業の成長が下支えに

ディズニーの2026年度第2四半期決算は、売上高が前年同期比7%増の251億6800万ドル。ストリーミング事業の営業利益率が初めて10%を超え、テーマパークやクルーズ事業も堅調に成長。

ビジネス 決算
ディズニー2026年度第2四半期決算:ストリーミングの収益が改善。パークやクルーズ事業の成長が下支えに
ディズニー2026年度第2四半期決算:ストリーミングの収益が改善。パークやクルーズ事業の成長が下支えに

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、2026年3月28日に終了した2026年度第2四半期決算を発表した。会社側は、Q2のセグメント営業利益が事前ガイダンスをやや上回り、その主因は想定を上回る売上成長だったと説明している。

Disney+やHuluの定額制動画配信を含むSVODの営業利益が大きく伸び、営業利益率が初めて2桁台に乗った。ESPNのDirect-to-Consumer(DTC)戦略も進展しており、テーマパークやクルーズを含むエクスペリエンス事業の堅調な成長も全体を支えている。


売上・営業利益は増加、調整後EPSも上昇

2026年度第2四半期のディズニーの売上高は、前年同期比7%増の251億6800万ドルだった。前年同期の236億2100万ドルから着実に伸びており、会社側も「想定を上回る売上成長」がセグメント営業利益の上振れにつながったと説明している。

主な財務指標は以下の通り。

※表は横にスクロールできます。

指標

2026年度Q2

2025年度Q2

前年同期比

売上高

251億6800万ドル

236億2100万ドル

7%増

税引前利益

33億6700万ドル

30億8700万ドル

9%増

総セグメント営業利益

46億300万ドル

44億3600万ドル

4%増

希薄化後EPS

1.27ドル

1.81ドル

30%減

調整後EPS

1.57ドル

1.45ドル

8%増

希薄化後EPSは1.27ドルで、前年同期の1.81ドルから低下した。ただ、前年同期には過年度税務案件の解決による大きな税効果が含まれていたため、単純に比べると本業の改善が見えにくい。買収関連償却費、リストラ・減損費用、税務上の特殊要因などを除いた調整後EPSは1.57ドルとなり、前年同期比で8%増加した。

表面的なGAAP EPSは減少したが、事業の実力を示す調整後ベースでは増益だった、というのが今回の決算の見方になる。

なお、総セグメント営業利益およびEntertainment SVOD operating incomeは、会社が定義する非GAAP指標である。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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