パラマウント2026年第1四半期決算概説、ワーナー買収に向けた進捗は?

パラマウント・スカイダンスの2026年Q1決算は、総売上高73億ドル(前年同期比2%増)。DTC事業とスタジオ事業が成長を牽引し、調整後EBITDAは59%増の11億6100万ドルに達した。WBD買収も含め、2026年は投資と変革の年と位置付けている。

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パラマウント2026年第1四半期決算概説、ワーナー買収に向けた進捗は?
パラマウント2026年第1四半期決算概説、ワーナー買収に向けた進捗は?

パラマウント・スカイダンスは2026年5月4日、2026年第1四半期(Q1)の決算を発表した。同社は2025年8月にスカイダンス・メディアとの統合を完了したばかりで、新体制のもとで事業構造の刷新が進む途上にある。今回の決算は、その進捗を測るうえで一つの節目といえる。

総売上高は前年同期を上回り、Direct-to-Consumer(DTC、ストリーミング)事業とスタジオ事業が業績を牽引した。利益面では、事業への投資を緩めずに徹底したコスト管理を進めた結果、当初予想を上回る増益となっている。2026年2月に発表されたワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収についても、株主承認や資金調達の手続きが順調に進み、巨大メディア企業の統合に向けた動きは具体性を帯びてきた。


コスト管理で利益率が大幅改善

Q1の総売上高は73億ドル、前年同期比2%増となった。営業利益は6億1600万ドル(営業利益率8.4%)で、ここにはWBD買収関連の取引費用1億300万ドルが含まれている。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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