IMAX、2026年Q1は減収も利益急伸。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が予測の倍を記録、年間14億ドルへ視界良好

IMAXは2026年Q1で減収となったものの利益は急伸し、純利益83%増を達成。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が予想の倍を記録し、通期GBO約14億ドルの見通しを維持。ローカル言語コンテンツの成長とネットワーク拡大も貢献。

ビジネス 決算
IMAX、2026年Q1は減収も利益急伸。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が予測の倍を記録、年間14億ドルへ視界良好
IMAX、2026年Q1は減収も利益急伸。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が予測の倍を記録、年間14億ドルへ視界良好

IMAX Corporationの2026年第1四半期決算は、グローバル興行収入(GBO)こそ前年同期を下回ったが、利益面では純利益83%増、調整後EPS31%増と大きく改善した。通期ではGBO約14億ドルという過去最高の見通しを維持しており、今期はクリストファー・ノーラン監督『オデュッセイア』をはじめとする大作が控える。ローカル言語コンテンツの急成長とネットワーク拡大が重なり、IMAXのプラットフォーム戦略は次の段階に入った。


コロナ後の回復ではなく、さらなる成長フェーズへ

2025年通期は、IMAXにとってあらゆる指標で過去最高を塗り替えた年だった。総売上高は前年比16%増の4億1,020万ドル、GBOは同40%増の12億8,000万ドル。調整後EBITDAマージンは45.1%に達し、営業キャッシュフローも1億2,700万ドルを記録した。調整後EPSは2021年のマイナス0.14ドルから2025年には1.45ドルへ劇的に転換しており、もはやパンデミックからの回復ではなく、構造的な利益成長のフェーズに入ったことを数字が裏付けている。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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