ソニーG決算、アニメIP戦略が奏功 『鬼滅の刃』が音楽分野の過去最高益を牽引

ソニーはアニメIPと音楽の連携で業績を拡大し、売上・営業利益ともに第2四半期として過去最高を記録。『鬼滅の刃』の世界的成功が業績に大きく貢献。

ビジネス 決算
ソニーG決算、アニメIP戦略が奏功 『鬼滅の刃』が音楽分野の過去最高益を牽引
ソニーG決算、アニメIP戦略が奏功 『鬼滅の刃』が音楽分野の過去最高益を牽引

ソニーグループ株式会社が発表した2025年度第2四半期(7~9月)連結業績は、継続事業の売上高が前年同期比5%増の3兆1,079億円、営業利益が同10%増の4,290億円と、いずれも第2四半期として過去最高を更新した。通期の業績見通し(継続事業)も売上高・営業利益ともに上方修正しており、好調な業績を維持している。

特に注目すべきは、アニメIPを軸にしたグローバル戦略の成功だ。音楽分野や映画分野において、強力なIPとプラットフォームを連携させる戦略が、収益に大きく貢献している。



《杉本穂高》

関連タグ

杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

編集部おすすめの記事