ソニーG、第1四半期は営業利益36%増 ゲーム分野は過去最高益、映画・アニメも好調

ソニーグループ株式会社の連結業績は売上高・営業利益ともに第1四半期として過去最高を更新。米国追加関税の影響は、現時点で700億円程度になるとの見通しを示す。

ビジネス 決算
ソニーG、第1四半期は営業利益36%増 ゲーム分野は過去最高益、映画・アニメも好調
ソニーG、第1四半期は営業利益36%増 ゲーム分野は過去最高益、映画・アニメも好調

ソニーグループ株式会社が8月7日に発表した2025年度第1四半期(4~6月)の連結業績は、継続事業の売上高が前年同期比2%増の2兆6,216億円、営業利益が同36%増の3,400億円となり、売上高・営業利益ともに第1四半期として過去最高を更新 。特にゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野が過去最高の営業利益を記録して全体を力強く牽引したほか、映画や音楽などのエンタテインメント事業も堅調に推移した 。

本記事では、G&NS分野に加え、映像産業に関連の深い「映画」「音楽(映像メディア・プラットフォーム)」「エンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)」の3分野、および経営の不確実性要因である「米国追加関税」の影響について詳報する。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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