東映株式会社が2025年8月8日に発表した2026年3月期第1四半期(2025年4月1日~6月30日)の連結決算は、売上高が418億3,600万円(前年同期比1.2%減)、営業利益が77億2,300万円(同4.0%減)と減収減益であった。一方で、経常利益は持分法による投資利益の増加に支えられ98億9,300万円(同4.0%増)と増益を確保した。親会社株主に帰属する四半期純利益は38億5,600万円(同4.5%減)となった。
主力の映像関連事業が前年同期の大型ヒットの反動で苦戦したものの、興行関連事業と建築内装事業が大幅に伸長し、業績全体を下支えした形だ。通期の業績予想については、2025年5月14日に公表した数値を据え置いている。