Netflix、プロデューサーMEGUMIと複数年の独占契約を締結。『ラヴ上等』の世界的ヒットを受けアンスクリプテッド制作を強化

NetflixはプロデューサーMEGUMIとの複数年独占契約を発表。『ラヴ上等』の世界的ヒットを受け、アンスクリプテッド作品の制作を強化する。MEGUMIは今後、複数の新作を並行して企画・制作し、世界配信を行う。

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Netflix、プロデューサーMEGUMIと複数年の独占契約を締結。『ラヴ上等』の世界的ヒットを受けアンスクリプテッド制作を強化
Netflix、プロデューサーMEGUMIと複数年の独占契約を締結。『ラヴ上等』の世界的ヒットを受けアンスクリプテッド制作を強化

Netflixは2026年2月16日、プロデューサーのMEGUMIと複数年にわたる独占契約を締結したことを発表した。今後、MEGUMIはNetflixと共に、新作のアンスクリプテッド(“筋書きのない物語”)作品を複数制作し、世界へ向けて独占配信を行っていく。


『ラヴ上等』が国内外で快挙、日本発リアリティショーの新たな可能性

今回の独占契約の背景には、MEGUMIがプロデュースを手掛けた初のアンスクリプテッド作品『ラヴ上等』(2025年配信)の記録的な成功がある。

同作は、日本の「ヤンキー」カルチャーと「恋愛リアリティ」を掛け合わせた異色の企画として注目を集めた。配信直後から国内外で大きな反響を呼び、グローバル週間TOP10(非英語シリーズ)で初登場8位を獲得。さらに、日本発のアンスクリプテッド作品として初めて韓国の週間TOP10入りを果たすなど、国外市場でも高いパフォーマンスを見せた。

国内においてもその勢いは凄まじく、日本のNetflix週間TOP10(シリーズ)では、2025年12月8日の週から4週間連続で1位を獲得。日本発のノンフィクション・コンテンツとして異例のヒット作となった。

Netflix坂本VP「唯一無二の視点」、プロデューサーとしての資質を高く評価

Netflixコンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆氏は、今回の契約について、MEGUMIのクリエイターとしての資質を高く評価している。『ラヴ上等』の制作過程において、ラッシュ映像(編集前の素材)を見た段階でその熱量と視点に感銘を受け、同社としては最速となる「シーズン2」の制作決定に至ったという。

坂本氏は「見たことのないような作品を作り出し、視聴者の感情を突き動かすことこそが我々の目指すところ」とし、MEGUMIとのパートナーシップにより、まだ語られていない日本独自のストーリーを発掘していく意向を示した。

MEGUMI自身も今回の契約に際し、「正解が無い時代だからこそ、リアルな感情や揺れ動く心の動きを丁寧にすくい上げたい」とコメント。被写体の本音や衝動といった「生の瞬間」を捉えることにプロデューサーとしての強いこだわりを見せている。

複数作品が並行して進行中、アンスクリプテッド部門のラインナップ拡充へ

現在、MEGUMIプロデュースによるNetflixアンスクリプテッド作品は、既に複数本が並行して企画進行中である。

近年、動画配信市場において、ドキュメンタリーやリアリティショーを含む「アンスクリプテッド」ジャンルは、ドラマや映画と並ぶ重要なコンテンツ・ピラー(柱)となっている。特に日本のローカルな文化や人間模様を切り取った作品は、グローバル市場における差別化コンテンツとして需要が高まっている。

『ラヴ上等』で実証された「日本独自のカルチャー×普遍的な人間ドラマ」というフォーマットは、海外展開における一つの勝ち筋と言えるだろう。クリエイターMEGUMIとNetflixのタッグは、今後も予測不能な展開と生々しい感情を武器に、世界の視聴者をターゲットとしたコンテンツ制作を加速させていく。

《Branc編集部》

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