テレビ朝日ホールディングスは2026年2月12日、新たな中期経営計画「経営計画 2026-2029」を発表した。前経営計画(2023-2025)では、年間・年度視聴率3冠を達成し、連結売上高・利益ともに過去最高レベルを見込むなど、「放送局」としての強さを証明した。
しかし、今後放送収入が目減りしていくのは、社会の変化からして必然。どの放送局も放送依存から脱却するための戦略を迫られており、それはテレビ朝日も同様だ。今回の中期計画からは、放送依存からの脱却をさらに加速させる狙いが明確に見て取れる。掲げられたスローガンは「STARTUP テレ朝!!」。「これまでの延長線ではない、革新的な成長」を目指し、自らをスタートアップ企業になぞらえて再定義する決意が滲む。
2029年度に連結売上高4,000億円(2025年度見込比+640億円)、営業利益330億円(同+90億円)という野心的な目標を掲げた。その戦略の中核を担うのは、5つのキーストラテジー「TDP」「IP」「ABEMA」「CVC」「AI」だ。

