広告付き無料動画配信サービスのTubiは、韓国のエンターテイメント企業であるCJ ENMとコンテンツ契約を締結したことを発表した。
このパートナーシップは、75本以上の韓国映画、ドラマ、K-POPシリーズなど、合計500時間のコンテンツで開始され、Tubiの非英語コンテンツにブランドキュレーションとして追加される予定。Tubiによると、Tubiの韓国語番組の視聴者数は前年比で25%以上増加しているとのことだ。
12月より、「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」「応答せよ1994」「ホグの愛」「悪のクロニクル」「私のオオカミ少年」「Hindsight(原題)」「M Countdown」(8シーズン)などの作品を視聴することができるようになる。また、2023年に追加タイトルを予定している。
Tubiの最高コンテンツ責任者であるアダム・ルインソン氏は、「CJ ENMとのパートナーシップは、Tubiが外国語コンテンツへの注力を拡大し強化する上で、最適なタイミングと言えます」「韓国語コンテンツはTubiの視聴者にとってますます人気が高まっており、韓国コンテンツ分野のリーダーとのコラボレーションを開始することに興奮しています」と述べた。
今月、これからストリーミングサービスに登場する他の番組は、「チーズ・イン・ザ・トラップ」「THE K2~キミだけを守りたい~」「恋愛じゃなくて結婚」「身分を隠せ」「三銃士」「10TEN/特殊事件専門担当班TEN」「エマージェンシーカップル」「美男〈イケメン〉バンド ~キミに届けるピュアビート」「キスして幽霊!~Bring it on, Ghost~」など。
また、映画作品では、『ファン・ジニ』『探偵なふたり』『拍手する時に去れ』『サニー 永遠の仲間たち』『国際市場で逢いましょう』『グッドモーニング・プレジデント』などが追加予定。
CJ ENMのコンテンツセールス&アクイジションディレクターであるセバスチャン・キム氏は、「様々なプラットフォームにコンテンツを投入するだけでなく、AVODからFASTまで幅広いサービスを提供するという意味で、Tubiの視聴者にコンテンツをお届けできることを嬉しく思います」「私たちは、K-コンテンツの需要の高まりに対応するため、世界中の視聴者が私たちのコンテンツにアクセスできる機会を増やし続ける予定です」とコメントした。
Sources:CJ ENM、Variety