TBSHD、2025年度は売上高過去最高。放送広告の復調と配信・映画の伸長で進む「IP企業」化

TBSホールディングスの2026年3月期通期決算は、連結売上高が過去最高を更新した。テレビ広告収入の回復、TVerを中心とした配信広告の成長、劇場版『TOKYO MER』などのヒットが収益を押し上げた。一方で、アニメやグローバルIP領域では先行投資も進む。

ビジネス 決算
TBSHD、2025年度は売上高過去最高。放送広告の復調と配信・映画の伸長で進む「IP企業」化
TBSHD、2025年度は売上高過去最高。放送広告の復調と配信・映画の伸長で進む「IP企業」化

TBSホールディングスは、2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の連結決算を発表した。

売上高は前年同期比4.5%増の4,248億5,000万円、営業利益は同27.1%増の247億5,000万円、経常利益は同18.3%増の373億7,300万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.9%増の522億2,800万円となった。連結売上高は過去最高を更新し、増収増益での着地となった。

好調を牽引したのは、TBSテレビを中心とするメディア・コンテンツ事業だ。放送収入が大きく回復したことに加え、配信広告収入も引き続き伸長。さらに映画、アニメ、海外配信、イベントなど、放送外の収益源も着実に存在感を増している。


放送収入が復調、メディア・コンテンツ事業が大幅増益

2025年度決算で最も目立ったのは、メディア・コンテンツ事業の伸びだ。

同セグメントの売上高は前年同期比5.4%増の3,122億3,700万円、営業利益は同72.1%増の146億1,200万円となった。営業利益は前年から61億円超の増加となり、グループ全体の増益を大きく押し上げた。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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