VIPO、台湾「TCCF」向け日本ドラマ海外ピッチング支援プログラム公募開始。国際共同製作へ10企画を選出

映像産業振興機構が、日本のシリーズドラマ企画を海外市場に売り込む支援プログラムの第二弾として、台湾の国際コンテンツマーケット「TCCF」向け公募を開始。8月7日締切で、最大10企画を採択し、ピッチング手法のトレーニングから国際共同製作のマッチングまで包括的にサポートする。

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VIPO、台湾「TCCF」向け日本ドラマ海外ピッチング支援プログラム公募開始。国際共同製作へ10企画を選出
VIPO、台湾「TCCF」向け日本ドラマ海外ピッチング支援プログラム公募開始。国際共同製作へ10企画を選出

映像産業振興機構は2026年7月2日、日本のシリーズドラマ企画を海外市場に売り込む支援プログラム「Japan Drama First Look: Co-Pro Pitch」の第二弾として、台湾で開催されるアジア最大級の国際コンテンツマーケット「TCCF(Taiwan Creative Content Fest)」向けの公募を開始した。

応募締切は2026年8月7日正午。国内の番組製作会社や放送事業者に所属するプロデューサー、ディレクターを対象に、最大10企画程度を採択する。


総務省事業の一環、制作費の資金調達多様化を目指す

本プログラムは、総務省令和8年度事業「実写コンテンツの資金調達多様化に関する調査」の一環として、2026年5月より開始。海外の放送・配信事業者との国際共同製作や、金融事業者等からの出資といった制作費の資金調達手段の多様化を推進することが狙いだ

アジアおよびヨーロッパを代表する3つの国際コンテンツマーケット「BCWW(韓国、6月公募終了)」「TCCF(台湾)」「シリーズマニア(フランス)」において、日本のシリーズドラマ企画をピッチングする機会を提供するとともに、参加者に向けた事前トレーニングも実施する。

今回公募が始まった第二弾の舞台となるTCCFは、台湾文化部の支援のもと台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)が主催するイベントである。昨年2025年は世界35カ国からバイヤー、投資家、配信プラットフォーマー等が来場しており、アジアにおけるコンテンツ流通のハブとして影響力を高めている。2026年の開催は11月6日から9日までの4日間、台北南港展覧館二館で行われる予定だ。

事前トレーニングからマッチング支援まで包括的にサポート

採択された10企画のプロデューサーやディレクターには、包括的なバックアップが用意されている。まず、専門家によるピッチング手法やピッチデックのブラッシュアップを目的とした事前トレーニングを全4回実施する。その後、TCCF会期中に英語でのピッチング枠が設けられ、国際共同製作や資金調達を目指す10企画がプレゼンテーションを行う。

さらにネットワーキングセッションも設けられ、世界各国から参加するプロデューサー、出資者、プラットフォーマーとの交流機会が提供される。会場には日英の通訳が手配される予定だ。参加者は11月6日から9日まで現地に滞在することが求められる。

対象は開発・プリプロ段階のシリーズドラマ、応募締切は8月7日

対象となるのは、国内の番組製作会社や放送局等に勤務するドラマのプロデューサーやディレクターで、アシスタントプロデューサーや演出補(助監督)といった若手スタッフも応募可能。海外制作会社等との協業を目指す、開発中のシリーズドラマ企画を持っていることが条件となる。事前トレーニングやピッチングセミナーには最大3名までのチームで参加することもできる。

対象企画は、1話30分から1時間程度で4話以上のエピソードで構成されるシリーズドラマとなっており、ショートドラマや縦型ドラマは対象外である。オリジナル企画、原作を基にした企画のいずれも応募可能だが、原作ものの場合は応募時点で翻案権を確保しているか、原作者からの企画開発への合意が得られている必要がある。

応募段階は開発またはプリプロダクション(主要撮影前)に限られる。他の制作支援を受けている企画も応募可能だが、資金調達の多様化を目的とした事業であるため、制作資金がすべて確保できているプロジェクトは対象外となる。応募締切は2026年8月7日正午。詳細は公募サイトにて公開されている。

なお、7月2日に開催された公募説明会のアーカイブ動画は、公募サイトから視聴申込が可能。今後、シリーズマニア(フランス)向けの説明会や公募要領も随時公開される予定だ。

《Branc編集部》

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