パラマウント、取締役にAI企業のCFOを任命。AI戦略を本格化か

パラマウントはAI重視の戦略強化のため、Scale AIのCFOシネリ氏を社外取締役に任命し、テクノロジー・イノベーション推進を加速させる。

テクノロジー AI
パラマウント、取締役にAI企業のCFOを任命。AI戦略を本格化か
Photo by Mario Tama/Getty Images パラマウント、取締役にAI企業のCFOを任命。AI戦略を本格化か

パラマウント・スカイダンス社は9月16日(現地時間)、AI企業であるScale AIの最高財務責任者(CFO)、デニス・K・シネリ氏を社外取締役として新たに迎えたことを発表した。テクノロジー業界、特にAI分野の知見を持つ人物を経営陣に加えることで、同社がAIを活用したイノベーションと成長戦略を加速させる狙いがあるとみられる。

今回の就任により、同社の取締役会は11名体制となる。米Hollywood Reporterによると、スカイダンスとの統合後の新取締役会には、会長を務めるデビッド・エリソンCEO、元パラマウント・ピクチャーズ会長のシェリー・ランシング氏、オラクルCEOのサフラ・キャッツ氏、レッドバード・キャピタル・パートナーズのゲリー・カーディナル氏らが名を連ねる。旧取締役会からはバークレイズ元副会長のバーバラ・バーン氏が唯一留任しており、シネリ氏、ランシング氏、バーン氏の3名が社外取締役を務めることになる。



《杉本穂高》

関連タグ

杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

編集部おすすめの記事