カンヌ映画祭で撮影監督・芦澤明子がアンジェニュー・トリビュートを受賞——日本映画界の至宝に国際的栄誉

撮影監督・芦澤明子がカンヌ映画祭でアンジェニュー・トリビュート受賞者に選出された。この賞は映画撮影の卓越性を称えるもので、女性受賞者としては2人目、日本人としては初。

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© Tomohito Kanamaru - NAC Image Technology
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フランスの光学機器メーカー・アンジェニュー(Angénieux)は、カンヌ映画祭の公式パートナーとして毎年実施する「ピエール・アンジェニュー・トリビュート(Pierre Angénieux Tribute)」の2026年度受賞者に、日本映画界を代表する撮影監督・芦澤明子(JSC)氏を選出したと発表した。セレモニーは2026年5月22日(金)、カンヌのパレ・デ・フェスティバルにて開催される。


ピエール・アンジェニュー・トリビュートとは

ピエール・アンジェニュー・トリビュートは、1935年にパリで創業したフランスの映画・映像用レンズメーカー、アンジェニューが2013年に創設した。同社がカンヌ映画祭の公式パートナーになったことを機に設立されたもので、毎年傑出したキャリアの撮影監督を称えるものだ。これまで、ロジャー・ディーキンスやクリストファー・ドイルなど、名だたる撮影監督が受賞している。

芦澤明子氏は、2021年のアニエス・ゴダール(フランス)氏に続き、同賞の歴史において2人目の女性受賞者、日本人としては初めてとなる。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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