2026年3月18日、香港フィルマートにてビジネスカンファレンス「Human-in-the-Loop: Balancing Cinematic Craft and Generative AI」が開催された。映画・テレビ産業におけるAI導入の現在地と未来をテーマに、香港演芸学院(HKAPA)のDr. Terry Lamがモデレーターを務め、Midjourney、中国華策影視(Huace Film & TV)、Google、MBC C&I、MiniMaxからパネリストが登壇。各社の実践に根ざした、踏み込んだ議論が展開された。
本記事では、このカンファレンスで示された「ヒューマン・イン・ザ・ループ(人間と機械の協働)」の定義から、実際の制作ワークフローにおける変革、そしてAI時代に求められる人間の在り方についてレポートする。

「ヒューマン・イン・ザ・ループ」の定義:主導権は常に人間に
映像制作において、AIがクリエイターを「代替」するのではないか——この不安は依然として根強い。だが、登壇者たちのスタンスは明快だった。立場も地域も異なる5者が、「最終的な意思決定者は人間だ」という一点で一致している。









