サブスクは「バンドル」の時代へ:消費者はシンプルさを求めている

サブスクリプションサービスの普及が進む中、消費者は「シンプルさ」を求めており、複数のサービスをまとめて提供する「バンドル」が注目されている。

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Photo by Brett Carlsen/Getty Images for Netflix © 2024
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  • ディズニープラスとDMM TVのセットプラン
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現在、映像を自宅で気軽に楽しめるサービスとして、動画配信(SVOD)が定着しているが、その市場に変化が訪れようとしている。音楽ストリーミングやリテールサービス、フィットネスアプリ、家計管理アプリ、プレミアムソーシャルメディアアカウント、さらにはAIアシスタントといった新たなカテゴリーのサブスクリプション(サブスク)も急速に普及し、社会のあらゆる場所にサブスクが浸透している。そんな中、今後のサブスク経済を牽引する新たな提供方法として「バンドル(複数のサービスをまとめて提供する形式)」が注目を集めている。


加入者が求める「シンプルさ」がバンドルを加速

先般、ディズニープラスとDMM TVがセットプランの提供を開始した。ディズニープラスはこれで他社とのバンドルセットは、Hulu、ABEMAに続き3例目となる。提携先のDMM TVもDAZNやpixivとのセットプランを提供している。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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