【FilmLA調査】ロサンゼルス、830万平方フィートのサウンドステージ規模で世界首位を維持も英・NYなどとの競争激化

世界最大の映像制作の拠点LAで、スタジオ稼働率が63%まで低下。英・米他州とのインフラ競争が激化する中、活路はどこにあるのか。ドラマ撮影の減少という苦境を、新規スタジオ建設と強力な税制優遇措置で打破しようとする、最新の映像制作動向を解説する。

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出典:FilmLA
出典:FilmLA

2026年3月18日、FilmLAの調査部門であるFilmLA Researchは、第8回となる年次サウンドステージ制作レポート(Sound Stage Production Report)を発表した。本レポートは、ロサンゼルス市場における認定ステージスペース(約690万平方フィート)の約75%を占める、主要スタジオおよび大手独立系スタジオ17社からのデータを基にまとめられている。

映像産業の中心地であるロサンゼルスの最新インフラ動向と、今後の見通しについて解説する。


LAは世界最大のステージ面積を維持するも、競合地域の台頭が課題に

2026年3月現在、ロサンゼルス郡は認定および非認定スペースを合わせて合計830万平方フィートのサウンドステージ面積を有しており、世界トップの規模を維持している。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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