【ロサンゼルス市】撮影拠点に市有地を「1日1ドル」で提供。グリフィス天文台の撮影料7割減など、大型規制緩和を可決

深刻な撮影離れに直面するLA市が、ハリウッド復活へ大規模改革に乗り出した。市有施設の「1日1ドル」貸出や名所の撮影料大幅減額、小規模撮影の無料化など、現場の雇用を守り抜くための大胆な策を打ち出した。

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Adrin Nazarian氏
Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images Adrin Nazarian氏

ロサンゼルス市議会は2026年3月4日、市内で深刻化するロケーション撮影の減少に歯止めをかけるため、撮影許可プロセスの合理化と大幅なコスト削減を目的とした「Keep Hollywood Home(ハリウッドを故郷に留めよう)」の動議を全会一致で可決した。

市が所有する施設を1日わずか1ドルで貸し出す大胆な施策に加え、市内を象徴する歴史的建造物での撮影料の大幅な引き下げも発表。他地域や他国へ流出していた映像制作を再びハリウッドへ呼び戻すための強力な一歩を踏み出した。



《杉本穂高》

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Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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