【IAB・MRC】動画広告などにおける「アテンション(注目)」計測の国際標準ガイドラインを公開。「表示されたか」だけでなく「見られたか」を評価する時代へ

IABとMRCがデジタル広告およびクロスメディア環境における「アテンション(注目)」の測定方法、指標、データ品質に関する包括的なガイドラインを発表。広告の質を可視化する時代に対応。

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出典:IAB
出典:IAB

米インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー(IAB)とメディア・レーティング・カウンシル(MRC)は2025年11月、デジタル広告およびクロスメディア環境における「アテンション(注目)」の測定方法、指標、データ品質に関する包括的なガイドライン『IAB and MRC Attention Measurement Guidelines Version 1.0』を共同で発表した。

これまで断片的だったアテンション指標に統一基準をもたらし、広告主やメディア企業が「広告が本当に見られているか」を正しく判断し、投資対効果を適正に評価するための土台となることが期待される。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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