【Netflix・WB買収】米・欧の興行界が相次いで反対声明。「年間興収の25%消失」「ディズニーのFOX買収より深刻」と警告

米・欧の映画興行団体がNetflixのワーナー買収に反対し、作品供給減や地域経済への悪影響を懸念。

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【Netflix・WB買収】米・欧の興行界が相次いで反対声明。「年間興収の25%消失」「ディズニーのFOX買収より深刻」と警告
【Netflix・WB買収】米・欧の興行界が相次いで反対声明。「年間興収の25%消失」「ディズニーのFOX買収より深刻」と警告

2025年12月5日、世界の映画興行界を代表する2大組織、米国の「Cinema United※1」と欧州の「UNIC※2」が、同日に相次いで声明を発表した。

両団体は、Netflixによるワーナー・ブラザース・ディスカバリー(以下、ワーナー)の買収提案に対し、公式に「反対」を表明。北米と欧州という世界2大市場の業界団体が足並みを揃えて異を唱える事態となり、この巨大M&Aが世界のエンターテインメント産業に与える衝撃の大きさを物語っている。

両団体は、作品供給の途絶とビジネスモデルの根本的な不一致を理由に、各国の規制当局へ厳格な審査を求めている。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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