テキサス州、映画制作インセンティブを年間240億円規模に増額。プロダクション誘致合戦がさらに激化へ

テキサス州は映画制作インセンティブを年間240億円に増額を決定。副知事は「テキサスをアメリカ映画の中心地にする」と野心的な目標を掲げている。

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映画監督のテイラー・シェリダン
Photo by David Becker/Getty Images 映画監督のテイラー・シェリダン
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テキサス州は、映画・テレビ番組制作に対する優遇措置(インセンティブ)を大幅に増額する法案を成立させた。これにより、年間予算は1億5000万ドル(約240億円)規模となり、ニューメキシコ州やジョージア州といった近隣の競合州からの制作案件獲得競争が、一層激化することは必至である。この動きは、『イエローストーン』を手がけるテイラー・シェリダン監督らが後押ししたことでも注目される。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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