日本政府「デジタルアーカイブ戦略 2026-2030」発表 - マンガ・アニメ・ゲームなど「メディア芸術」も横断テーマの1つに

日本政府は「デジタルアーカイブ戦略 2026-2030」を発表し、書籍や映像、アニメなどを対象にアーカイブ化を推進。メディア芸術を横断テーマとして位置付け、保存や発信の強化を図る。

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日本政府「デジタルアーカイブ戦略 2026-2030」発表 - マンガ・アニメ・ゲームなど「メディア芸術」も横断テーマの1つに
日本政府「デジタルアーカイブ戦略 2026-2030」発表 - マンガ・アニメ・ゲームなど「メディア芸術」も横断テーマの1つに

5月30日、政府の知的財産戦略本部が「デジタルアーカイブ戦略 2026-2030」を発表した。これは、書籍・公文書・文化財・美術・人文学・自然史/理工学・学術資産・放送番組・映画など、様々な分野のコンテンツアーカイブ化を推進し、保存・継承・発展の基盤とするとともに、その二次利用や国内外への発信を強化するための新たな国家戦略だ。

デジタルアーカイブは、デジタル時代における「知るため・遺すため」の基盤であり、場所や時間、分野を超えたコンテンツへのアクセスを可能にし、新たな活用創出の促進を目的にする。

映画や放送番組に加え、マンガ、アニメ、ゲーム等の「メディア芸術」についても多く言及され、5年間の優先事項として横断的テーマの一つに数えられている。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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