ゲーム原作のアニメが2024年に前年比137%、コミック(マンガ除く)抜き第3位のIPソースに

2024年のゲーム原作アニメ化は137%増加し、IP規模第3位に成長。Netflix人気や欧州での人気拡大も後押し。英国の調査会社アンペア・アナリシス調べ。

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ゲーム原作のアニメが2024年に前年比137%、コミック(マンガ除く)抜き第3位のIPソースに
ゲーム原作のアニメが2024年に前年比137%、コミック(マンガ除く)抜き第3位のIPソースに

英国の調査会社アンペア・アナリシス(Ampere Analysis)の最新レポートにより、2024年におけるゲーム原作のアニメ(Game-to-Anime)作品が、前年比で137%を記録したことが明らかになった。これにより、ゲームIPはコミック(マンガを除く)を抜き、アニメ化の原作として第3位の規模に浮上した。

ゲームが持つ強力なファン層とアニメ視聴者の親和性の高さに着目し、映像コンテンツ制作者はゲームの世界観を活用したIP展開を加速させている。既存のアニメ視聴者層へのリーチと、ゲームのオーディエンスを新たなアニメファンとして取り込む両面での戦略が強まっている。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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