韓国アニメーション映画『The King of Kings』、北米市場で84億円超えの大ヒット。「パラサイト」抜き韓国映画史上最高の成績

韓国アニメ映画『The King of Kings』が北米で84億円超の興行収入を記録し、韓国映画史上最高成績を達成した。ディケンズ原作の作品で、豪華な声優陣も話題。

グローバル アジア
The King of Kings (Angel Studios/ Mofac Studio)
The King of Kings (Angel Studios/ Mofac Studio)

韓国の大手VFX制作会社mofac studioが手掛けたアニメーション映画『The King of Kings』が、米国における韓国映画史上最大の興行収入を記録した。

本作は、チャールズ・ディケンズの『我らが主の生涯』をもとにした、イエス・キリストの生涯を描いた作品であり、Mofac Studio代表のチャン・ソンホが脚本・監督を務めた。2025年4月11日に全米にて公開され、イースター(復活祭)ホリデーシーズンに合わせて米国市場で好調なスタートを切った。

『The King of Kings』は、公開からわずか数週間で米国における興行収入5,451万ドル(約84億円)を突破。全世界興行収入は5,800万ドル(約90億円)を超えている。これは、2019年に公開され、第92回アカデミー賞で作品賞を受賞したポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が記録した5,384万ドルを上回る数字であり、韓国映画としての米国興行成績を塗り替えた。

本作の声優陣には、ピアース・ブロスナン、オスカー・アイザック、ケネス・ブラナー、ユマ・サーマン、マーク・ハミルといったハリウッドの名優たちが名を連ねており、その豪華なキャスティングも注目を集めている。

『The King of Kings』北米予告編
《Branc編集部》

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