総務省は2025年4月9日、「放送・配信コンテンツ産業戦略検討チーム」の第3回会合をWEB形式で開催した。本検討会は、激変するメディア環境の中、放送コンテンツ産業の持続的な発展に向けて、官民連会で課題と対応策を検討するものだ。3月夏頃にかけて毎月1~2回開催し取りまとめを行うとしている。

今回の会合では、国内の関係事業者や有識者による報告を通じ、日本の放送コンテンツが世界市場で競争力を持続的に高めていくための課題と方策が議論された。Netflix、K2 Pictures、Brighten Consultingの各社が提出した資料では、グローバル展開に向けた権利処理や資金調達、人材育成の必要性が示され、業界構造の抜本的見直しを求める提言がなされた。