IGポート、版権事業が大幅伸長し売上高32.9%増 映像制作は赤字継続も通期業績予想に変更なし

IGポートは、版権事業が好調で売上高が32.9%増加。映像制作事業は赤字が拡大するも版権収入で取り戻すスキームが確立している。通期予想は変更せず、今後の戦略コンテンツは『春夏秋冬代行者 春の舞』。

ビジネス 決算
IGポート、版権事業が大幅伸長し売上高32.9%増 映像制作は赤字継続も通期業績予想に変更なし
IGポート、版権事業が大幅伸長し売上高32.9%増 映像制作は赤字継続も通期業績予想に変更なし

アニメ制作会社プロダクションI.GやWIT STUDIOなどを傘下に持つ持株会社IGポートは、2025年5月期第3四半期(2024年6月1日~2025年2月28日)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比32.9%増の109億6,913万円、営業利益は同47.4%増の12億3,826万円、経常利益は27.9%増の12億4,157万円となった。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億1,362万円で、前年同期比11.2%の減益となった。



《杉本穂高》

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映画ライター 杉本穂高

映画ライター。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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