業績堅調のウォルト・ディズニーが55億ドルの経費削減を図る理由【決算から映像業界を読み解く】#14

ウォルト・ディズニーが大胆なリストラ策を発表した。

ビジネス 決算
業績堅調のウォルト・ディズニーが55億ドルの経費削減を図る理由【決算から映像業界を読み解く】#14
業績堅調のウォルト・ディズニーが55億ドルの経費削減を図る理由【決算から映像業界を読み解く】#14
  • 業績堅調のウォルト・ディズニーが55億ドルの経費削減を図る理由【決算から映像業界を読み解く】#14
  • 業績堅調のウォルト・ディズニーが55億ドルの経費削減を図る理由【決算から映像業界を読み解く】#14
  • 業績堅調のウォルト・ディズニーが55億ドルの経費削減を図る理由【決算から映像業界を読み解く】#14
  • 業績堅調のウォルト・ディズニーが55億ドルの経費削減を図る理由【決算から映像業界を読み解く】#14
  • 業績堅調のウォルト・ディズニーが55億ドルの経費削減を図る理由【決算から映像業界を読み解く】#14
  • 業績堅調のウォルト・ディズニーが55億ドルの経費削減を図る理由【決算から映像業界を読み解く】#14

ウォルト・ディズニー・カンパニーが大胆なリストラ策を発表した。

7,000人もの従業員を解雇、マーケティングにかける費用も半分に抑制する。人件費と販促費などの削減で25億ドル、制作費やコンテンツの仕入れにかかる費用の削減で30億ドル。合計55億ドルの削減策だ

ディズニーの2023年1Qの業績は増収増益で堅調。それではなぜ、これほど大掛かりなリストラを行うのか。理由は3つある。

  1. メディア・エンターテイメントの不調

  2. Disney₊などストリーミングの有料会員数の伸び悩み

  3. アクティビストとの対立

メディア事業はまさかの赤字に

ディズニーの2023年1Qの売上高は235億1,200万ドル(1ドル135円換算で3兆1,741億円)、経常利益は17億7,300万ドル(同2,394億円)だった。2022年1Qと比較して8%の増収、5%の増益だ。


《不破聡》

関連タグ