日本ラッド株式会社は8月18日、米Bolin Technology製の屋外PTZカメラについて、放送事業者向けのスタジアム導入およびリモート運用の提案を強化すると発表した。同社はBolin社の国内唯一の技術・販売パートナーであり、昨年来、スタジアムやリモート環境における導入提案を進めてきた。今回、九州テレ・コミュニケーションズ(TVSテレビ佐世保)における2年にわたる運用実績を事例として公開した。
なお同社によれば、公開された事例は高校野球の地方大会および地域イベントでの導入であり、全国大会や阪神甲子園球場への導入を示すものではない。
改正労働安全衛生規則も背景に、屋外中継で進む「カメラ位置の無人化」
屋外中継では、炎天下に複数のカメラとスタッフを長時間配置しながら、交代・休憩を確保する必要がある。加えて天候の急変時には、レインカバーの着脱やレンズの曇り対応、機材退避のためにスタッフがカメラ位置へ移動せざるを得ない。2025年6月に施行された改正労働安全衛生規則では、一定の暑熱環境下での作業について報告体制や手順の整備が求められており、暑熱環境下の滞在時間短縮は中継現場の課題のひとつとなっている。






