クランチロールは8月25日(米ロサンゼルス発)、5月に発表したアニメのグローバルサミット「クランチロール アニメ・フューチャー・フォーラム」について、基調講演を含むプログラム概要と登壇者の第1弾を発表した。開催日は2026年10月7日、会場は米ニューヨークのジェイコブ・K・ジャビッツ・コンベンションセンター。
招待制で、400名を超えるアニメ産業の関係者、世界のエンタテインメント、テクノロジー、ゲーム各業界のリーダーの参加が見込まれている。
集英社・東宝・MAPPA・アニプレックス、日本のアニメビジネス首脳が登壇
登壇者には、アニメビジネスを代表する企業の経営層や編集責任者が名を連ねる。登壇が決定したのは、集英社「少年ジャンプ+」編集長(デジタル担当)の籾山悠太氏、東宝上席執行役員の上田太地氏、MAPPA代表取締役社長の大塚学氏、ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役社長 グループCEOでアニプレックス代表取締役会長を務める岩上敦宏氏ら。このほか、制作・出版・配給に携わる企業が参加する。
クランチロールの親会社・関連会社を含むソニーグループ側からも経営陣が登壇する。当日はソニーグループ社長CEOの十時裕樹氏による開会の挨拶で幕を開け、パネルセッションの合間にはソニー・ピクチャーズ エンタテインメント会長CEOのラヴィ・アフジャ氏がスピーチを行う予定だ。閉会時には、クランチロール プレジデントのラウール・プリニ氏が全体総括を述べるとともに、同社からのニュースを発表する予定としている。
ギレルモ・デル・トロ、ジェームズ・ガン、「スパイダーバース」制作陣も参加
ハリウッドからは、アニメ・マンガファンとしても知られる映画監督のギレルモ・デル・トロ氏が登壇する。また、アニメの影響を受けた独自の演出スタイルで評価される映画監督のジェームズ・ガン氏の参加も決定した。
ファンダムを代表する立場としては、オリンピック金メダリストのフィギュアスケーター、アンバー・グレン氏、マルチプラチナアーティストで作家のビッグ・ショーン氏、コンテンツクリエイターのジョーダン・ハウレット氏といったアニメファンの著名人が登壇する。さらに、2027年公開予定のソニー・ピクチャーズ アニメーション製作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』で共同監督を務めるボブ・ペルシケッティ氏とジャスティン・K・トンプソン氏が、同社社長クリスティン・ベルソン氏の司会進行によるパネルセッションに参加する。
テーマは「Designing for Anime’s Future」ファンダム・テクノロジー・ストーリーテリング・コンテンツ保護を軸に議論
フォーラムは「Designing for Anime’s Future(アニメの未来を描く)」をテーマに掲げ、ファンダム、テクノロジー、ストーリーテリング、コンテンツ保護の4領域を軸にパネルセッションを展開する。予定されているセッションは「メディアを横断するストーリーテリング:ゲーム、実写とアニメファンダムの架け橋」「劇場体験の進化」「ページからプラットフォームへ:マンガの未来」「アニメをけん引するインフルエンサー:発信力、ビジョン、拡散力」などである。
開催日はニューヨークコミコンの前日にあたる。日本と世界のエグゼクティブが新たな提携の可能性を模索し、既存および新進のリーダーやクリエイターが創造的な議論を交わす場と位置づけられている。参加するのは、アニメの制作・配給に携わる日本企業やクリエイター、アーティストから、テレビ、映画、音楽、ゲーム、テクノロジー、マーチャンダイジングを手掛けるグローバル企業までと幅広く、アニメ産業が今後向かう方向性と、その未来をいかに形づくるかに焦点を当てる。

