サイバーエージェント、2026年9月期第3四半期は営業益38.2%増。ABEMA・IP・ゲームが牽引し、通期予想を上方修正

サイバーエージェントの2026年9月期第3四半期累計決算は、売上高7,092億円、営業利益674億円となり、大幅な増収増益だった。ABEMAを中心とするメディア&IP事業、AI活用を進めるインターネット広告事業、主力タイトルとカジュアルゲームが伸びたゲーム事業が、全体の業績を押し上げた。
同社は通期業績予想も引き上げ、売上高9,500億円、営業利益770億円を見込む。

ビジネス 決算
サイバーエージェント、2026年9月期第3四半期は営業益38.2%増。ABEMA・IP・ゲームが牽引し、通期予想を上方修正
サイバーエージェント、2026年9月期第3四半期は営業益38.2%増。ABEMA・IP・ゲームが牽引し、通期予想を上方修正

サイバーエージェントは8月7日、2026年9月期第3四半期(2025年10月1日~2026年6月30日)の連結決算を発表した。売上高は7,092億7,200万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は674億4,900万円(同38.2%増)、経常利益は691億8,200万円(同42.3%増)だった。

親会社株主に帰属する四半期純利益は360億3,500万円(同49.5%増)。売上、利益ともに前年同期を大きく上回った。

当期は、主要3事業であるメディア&IP事業、インターネット広告事業、ゲーム事業がそろって増収となった。なかでもゲーム事業は、主力タイトルに加えてカジュアルゲームがグローバルでヒットし、大幅な増収増益につながった。

3Q単体(2026年4月~6月)では、売上高が2,306億円(前年同期比9.4%増)となり、3Qとして過去最高を更新した。一方、営業利益は149億円(同23.6%減)と減益だった。それでも主要3事業が堅調に推移していることを受け、同社は通期見通しを上方修正した。

3Q累計は売上高7,092億円、営業利益674億円

第3四半期累計の連結業績は、売上高7,092億7,200万円(前年同期比12.2%増)、営業利益674億4,900万円(同38.2%増)、経常利益691億8,200万円(同42.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益360億3,500万円(同49.5%増)だった。

売上高は前年同期から772億円以上増え、営業利益も186億円以上伸びた。売上成長に加え、利益率の改善も進んだ形だ。

3Q単体では、売上高2,306億円(前年同期比9.4%増)となり、3Qとして過去最高を更新。営業利益は149億円(同23.6%減)と前年同期を下回ったが、累計では前年同期を大きく上回っている。

メディア&IPは営業益88.0%増、ABEMA黒字化が寄与

メディア&IP事業は、売上高1,839億3,100万円(前年同期比8.9%増)、営業利益131億7,800万円(同88.0%増)だった。

同事業には、「ABEMA」「WINTICKET」、アニメ&IP事業本部、サイピクなどが含まれる。各事業が売上を積み上げたことに加え、ABEMAの黒字化が利益面を支えた。

《杉本穂高》

関連タグ

杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

編集部おすすめの記事