仏CANAL+上半期決算:アフリカ大手を取り込み総収益40%増。「欧州の放送局」から世界市場企業へ

仏CANAL+が2026年上半期の決算を発表した。総収益は前年同期比で40%増。事業の重心を欧州中心から世界へと移しつつある同社の姿が数字に表れた。

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仏CANAL+上半期決算:アフリカ大手を取り込み総収益40%増。「欧州の放送局」から世界市場企業へ
仏CANAL+上半期決算:アフリカ大手を取り込み総収益40%増。「欧州の放送局」から世界市場企業へ

2026年7月28日、フランスのエンターテインメント企業CANAL+ SAが、6月30日を期末とする上半期の暫定決算を公表した。前回の通期決算で打ち出した「欧州依存からの脱却とグローバルプラットフォーム化」という方針が、今回の数字に反映された格好だ。

最大のトピックは、グループ総収益が前年同期比40%増の42億8,700万ユーロに達したこと。増収率が3割前後でも十分に大きいなか、40%という数字は事業規模そのものが一段跳ね上がったことを意味する。牽引役は、昨年秋に連結化したMultiChoice Group(MCG)。アフリカ有数のエンターテインメント/有料放送事業者だ。フランスを地盤とする有料放送会社だったCANAL+は、これによってアフリカを含むグローバルなメディア企業へと色合いを強めている。

収益性も上向いた。調整後EBIT(例外項目控除前)は68%増の4億3,300万ユーロ、マージンは10.1%まで改善した。もっとも会社側は、この上半期の利益とキャッシュフローには、コンテンツ費用の期ずれといった季節性の押し上げ効果が相応に含まれると説明している。

《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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