フジメディアHD 2026年3月期決算:放送事業低迷は底打ちか。IP中心の「コンテンツカンパニー」への挑戦始まる

フジメディアHDの2026年3月期決算は、放送事業の苦戦で営業赤字となったが、都市開発事業の好調と下期の広告回復が確認された。映画・FOD・アニメなどコンテンツビジネスの成長と、2030年度までの1,500億円の成長投資により、「真のコンテンツカンパニー」への転換を目指す。

ビジネス 決算
フジメディアHD 2026年3月期決算:放送事業低迷は底打ちか。IP中心の「コンテンツカンパニー」への挑戦始まる
フジメディアHD 2026年3月期決算:放送事業低迷は底打ちか。IP中心の「コンテンツカンパニー」への挑戦始まる

株式会社フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の2026年3月期連結決算は、メディア・コンテンツ事業の苦戦と、都市開発・観光事業の好調が大きく分かれる内容となった。売上高は前期比0.2%増の5,518億円と微増を確保した一方、営業損益は87億円の赤字、経常損益も28億円の赤字に転落した。

一方で、投資有価証券売却益などの特別利益を計上したことで、親会社株主に帰属する当期純利益は64億円の黒字を確保した。営業段階では厳しい着地となったが、下期以降のフジテレビ広告収入の回復、FODや映画、アニメ海外販売などコンテンツ・ビジネスの伸長が確認された点は好材料だ。


営業・経常は赤字、特別利益で最終黒字を確保

2026年3月期の連結業績は、売上高5,518億円、営業損失87億円、経常損失28億円、親会社株主に帰属する当期純利益64億円であった。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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